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2010年03月22日

歌ごえはこころの旅 日本の歌童謡編

NO29  「夕焼け小焼け」  作詞中村 雨紅  作曲草川 信
  作詞者の 「中村雨紅」 が故郷、東京都現八王子の風景を1919年大正9年に詩ったものです。 かつては日本全国どこもこのような景色でした。 この詩に 「草川 信」 さんが1923年大正12年7月に曲を付け 「文化楽譜 あたらしい童謡その一」 に発表しました。 それからわずか2ヶ月後、あの 「関東大震災」 が起きました。 大正12年9月1日午前11時58分のこと死者・行方不明者142、800人、570,000棟もの建物が倒壊・焼失してしまいました。 この大震災によって日本の文化財も多く焼失し、この 「夕焼け小焼け」 も発表したばかりで、資料のほとんどが無くなりました。 わずかに残った資料をもとに復元のおかげで歌い継いでいます。  大島猫                 
                                                                                                          
  
  
posted by たかピー at 13:39| 大阪 | Comment(0) | 日本の歌(童謡) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

歌ごえはこころの旅 日本の歌童謡編

NO28  「もみじ」  作詞高野 辰之  作詞岡野 貞一
   四季おりおりの自然の美しさは今はまだ当たり前のように享受できますが、地球の温暖化は刻一刻と自然をも変化させています。 ゴミの分別をする、近距離は車を使わない、不要な電気のコンセントは抜くなど、自分が出来る事はやっていきたいと思います。   さて、「もみじ」 は1911年明治44年 「尋常小学校唱歌(二)」 として、「ふるさと」 「春の小川」 コンビの 「高野辰之」 「岡野貞一」 さんが作りました。  詩を書いた 「高野辰之」 さんは故郷の碓氷峠にある 「熊ノ平」 駅から見える紅葉した景色に見とれているうちこの詩が浮かんできたそうです。  《 秋の夕日に 照る山紅葉 濃いも薄いも 数ある中に 松をいろどる 楓や蔦は やまのふもとの裾模様 》   この 「もみじ」 は二部合唱、前半の8小節を低音部が高音部に1小節遅れて歌うカノン形式で歌います。  ただし低音部は高音部の三度下を歌うことで綺麗なハーモニとなります。  大島猫

                                     
  
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歌ごえはこころの旅 日本の歌童謡編

NO27  「村祭り」  作詞・作曲者不詳
  平成の町村大合併で、3232あった市町村が1727になったそうです。  どこかの知事が道州制や大阪を一つにしたいとはりきっているようですが、そのことが最良なのかどうか拙速にならないよう願っています。 各地域には祭りが残っていて住民の大きな楽しみとして受け継がれています。 春や秋には私の住む街でも太鼓の音が聞こえ、子供のころ山車について行ったり露店を見て回たりしたことを思い出します。  さて、「村祭り」 は、1911年明治45年の 『尋常小学唱歌』 に発表され戦争中も教科書に掲載されていました。  音階は日本人に馴染みの5音階(ヨナ抜き)で、ト長調四分の二拍子で作られています。  面白いのは、太鼓や笛の ドンドンヒャララ ドンヒャララ ドンドンヒャララ ドンヒャララ の部分が本当に太鼓や笛を鳴らしているように歌えるところです。  大島猫
                                                                                                        
  
posted by たかピー at 09:30| 大阪 | Comment(0) | 日本の歌(童謡) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする