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2010年02月11日

歌ごえはこころの旅 カンツォーネ編

NO 5  「ナポリは恋人」  作詞ヴェルテ  作曲ラスチェル  訳詩あらかわひろし
   「ナポリ」 はイタリア南部最大の都市、300万人の人口を抱えた観光都市、言葉はイタリア語とは文法上に大きな差異があるそうです。 日本では南西諸島の人の方言が判らないのと同じです。 「ナポリ」 は1860年 「ガリバリディ」 のイタリア統一後、ナポリ港は商業港として大いに栄えました。 この頃の話 「ナポリを見て死ね」 と言われていたそうですが、今は 「ナポリが死なないうちに見ておけ」 と言われるくらい酷くなっています。 2008年のゴミ回収処理業者のゴミ回収ボイコットにより街中ゴミで汚臭とほこりで大変ことになりました。 「ナポリは恋人」 は1965年 「ジリオラ・チンクェチィ」 の歌で世界中に広まったカンツォーネです。ナポリ 夢の街 幸にあふれて 星降る夜の サンタ・ルチアよ 街に流れる なつかしの歌 ・・・  私たちにピッタリのポピュラーソングのような爽やかな歌です。  大島
                                                                                                            
                                                   
posted by たかピー at 20:12| 大阪 ☔| Comment(0) | カンツォーネ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

歌ごえはこころの旅 カンツォーネ編

NO 4  「帰れソレントへ」  作詩J・v・クルティス  作曲E・クルティス  訳詩徳永 政太郎
  憧れの地 「ソレント」 はイタリアの南部カンバニア州ナポリ県の小さなコムーネです。 紀元前から避暑地として有名な所で、ローマの皇帝らが別荘を建て今もその史跡が残り、またカプリ島サンタ・ルチアなどの名曲の舞台の地でもあります。 1902年ソレントへ中央政府の役人が視察に来たとき支援を求めた首長は、自然や環境の美しさを歌った 「帰れソレントへ」 を聞かせました。 始めのころは恋の歌ではなかったようです。 後にナポリで開催された ピエディグロッタ音楽祭で優勝したことで注目され、歌詞も恋の歌になり 必ず 「テノール」 歌手が歌うようになりました。 歌詞中にある 「精」 は原詩では 「シレン」 「シーレン」 でありましたが、意味が判らないと言うことで 「精」 に変わったようです。
    では 「シレン」 とは何か、それはギリシャ神話に出てくる海の怪物のことで、上半身は人間の女性、下半身は鳥の姿をして、美しい声で舟人を呼び寄せ遭難させるという言い伝えがありました。 何かあったら知らせるときに使う 「サイレン」 はここからきたそうです。 《 うるわしの海は うつつにも夢む 君の声のごと 我が胸をうつ オレンジの園は ほのかにも香り  恋になげく娘の 胸にぞしむよ あわれ君はゆき われはただ一人 なつかしの地にぞ 君を待つのみ  かえれよ われを捨つるな かえれソレントへ かえれよ 》  「徳永」 さんの詩は、歌っていると 「ソレン ト」 の青い空と海が見えて来ますね。  大島

                                         
posted by たかピー at 18:30| 大阪 ☔| Comment(0) | カンツォーネ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

歌ごえはこころの旅 カンツォーネ編

NO 3  「オー・ソレ・ミオ」  作詞G・カブロ  作曲E・カプア  訳詩徳永 政太郎
  「オー・ソレ・ミオ」 私の太陽は1889年ナポリが生んだオペラのテノール歌手 「エンリコ・カルソー」 のために作られたカンツォーネの名曲です。 原詩の要約は 《 素晴らしきかな 太陽の輝く一日 嵐の後の爽やかな空気 休日にそよ吹く新鮮な空気 素晴らしきかな 太陽の輝く一日 さらに美しいのは もう一つの私の太陽 君の瞳に輝く僕だけの太陽 君の瞳に輝く 君の瞳に輝く 》 と、この男性は太陽の輝きにも勝る彼女に精一杯の愛の歌を捧げています。 南部イタリア人の明るさとおおらかさあふれる歌です。  いまや語り草になっている世界の 「三大テノール」 と言われた、「ホセ・カレーラス」 「ルチアーノ・バヴァロティ」 「ブラシド・ドミンゴ」 の三氏が 「オー・ソレ・ミオ」 などカンツォーネをを競演されたのを思いだしました。
    私たちが歌っている歌詞は 《 愛しの陽 なつかし我が陽影 我が陽よ おお我が陽影 なつかし永遠の陽 》 良いですね!日本人のための歌詞は爽やかで上品ですね。  世界中に知られたこの曲は 「エルビス・プレスリー」 も 「it s Now or  Never 」 と題して歌詞も変えて歌い1000万枚もの大ヒットをさせています。 オー・ソレ・ミオ    大島
    
posted by たかピー at 17:29| 大阪 ☔| Comment(0) | カンツォーネ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする