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2010年02月14日

歌ごえはこころの旅 カンツォーネ編

NO11   「フニクリ・フニクラ」  作詞j・トゥルコ  作曲L・デンツア  訳詩合作青木&清野
  「ポンペイ」 が火砕流で埋もれたのは、西暦79年8月24日の 「ヴェスヴィオス山」 の大噴火によるものでした。
ナポリの海にその美しい姿を写している 「ヴェスヴィオス山」 に登山電車に乗って登る歌がこの 「フニクリ・フニクラ」 です。 イギリスの旅行代理店 「トーマス・クック社」 が利用客を増やそうと、「デンツア」 に宣伝を依頼しました。1880年 「デンツア」 と 「トィルコ」 は 「フニコラーレ(ケーブルカー)」 と言う歌を作りましたこれが世界で最初のコマーシャル・ソング 「フニクリ・フクラ」 です。  原詩は 《 夕方 ねえ君 僕は登ったんだ 判る どこへだか そこは情けの薄い君の心が もう 僕を弄ぶことのできないところさ そこは火が燃えているが 逃げれば 君が逃げるがままにしておくところさ 見ているだけならば  行こう 行こう 頂上めざして 行こう 行こう 頂上めざして フニクリ・フニクラ フニクリ・フニクラ 行こう 上へ 登山電車で ・・・・・・・》 と色よい返事をしてくれない彼女に男は 「ヴェスヴィオス山」 に登ったぞ見直してくれよと口説いています。
  このCMのおかげで登山電車は大当たりとなりましたが、1944年の噴火で設備は破壊され不通となりました。 しかし軽やかで楽しい歌は残り世界中でいまも歌われています。 日本では1961年NHKの 「みんなのうた」 で紹介され広まっていきました。  歌詞は 《 赤い火を吹くあの山へ 登ろう 登ろう そこは地獄の釜の中 のぞこうのぞこう 登山電車ができたので 誰でも登れる 流れる煙は招くよ みんなを みんなを  ゆこう ゆこう 火の山へ ・・・・  》 子供たちも 「鬼のパンツ」 と言う歌詞で歌っているようです。  大島

                                                                                                       
  
posted by たかピー at 17:54| 大阪 ☁| Comment(0) | カンツォーネ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月13日

歌ごえはこころの旅 カンツォーネ編

NO10  「マンマ」  作曲チューザーレ・アンドレア・ビクシオ  訳詩あらかわひろし
   日本語訳は娘が母へ感謝の思いを込めていつまでも元気でいて欲しいと願っています。 マンマ唄ってください あの子守歌を 昔のとおりのやさしい声で また会うよき日の 祈りをこめて  マンマ 私の命のマンマ マンマいつまでも かわらないで バラ色の顔に ほほえみをたたえ よせ来る浮世の 波にもめげず マンマ 私の心の内に 美しく生きていてね 何時までも 》 
原詩は 《 お母さん 僕はとても幸せだ あなたのところに戻るから 僕の歌はあなたに告げる それが僕にとって一番美しい夢だと お母さん 僕はとても幸せだ なぜ 遠くで暮らすの? お母さん僕の歌はあなたの方にだけ飛ぶ あなたと僕と一緒 もう一人ぼっちじゃない どんなにあなたが好きか この愛の言葉は ・・・ 》 と息子の母への熱烈な愛を歌っています。 どちらの歌詞も親孝行を堂々と歌っていて気持ちがいいですね。   大島                                           
                                                                                                                               
posted by たかピー at 20:38| 大阪 ☁| Comment(0) | カンツォーネ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

歌ごえはこころの旅 カンツォーネ編

NO  9   「ラ・スパニョーラ」  作詞・曲ヴィンセント・デ・キアーラ  訳詩堀内 敬三
  「ラ・スパニョーラ」 とはイタリア娘の意、イタリア人が作ったイタリア人の歌です。  詳しいことは判っていませんが、1920年ごろに作られたのでは? なにせ 「田谷力三」 さんの持ち歌だったそうですから ・・・  原詩は残っていて 《 スペイン娘にはたくさんの美人はいるけど 愛の女王はただ一人 みんなあたしのことを呼ぶわ ” 星よ輝く生ける星よ ” と 私は昼も夜も エクスタシーを ・・・ 》 となんだか悩ましい歌詞です。 私たちが歌っている うるわしきスパニョーラ 花の姿や 輝ける面に 愛のまなざし うるわしきスパニョーラ 花のすがたや 輝ける面に 愛のまなざし ・・・・  堀内さんの訳詩はスペインの 「フラメンコ」 舞踊のようなメロディーにピッタリあった感じがしますね。 大島
                                                                                                                   
  
posted by たかピー at 20:05| 大阪 ☀| Comment(0) | カンツォーネ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする