この「ラ・パロマ」は誰もが南米のキューバのハバネラだと思われていましたが、実は純然としたスペイン歌曲であります。 スペイン人の作者イラディエールは、長年キューバに滞在しキューバの民族音楽ハバネラに傾倒し1860年に「ラ・パロマ」 を作り、母国スペインで発表しました。 昔は著作権もやかましくなく、あのビゼーが作ったオペラでイラディエールのハバネラカルメンを無断で使用されていたと言う話さえありました。 「ラ・パロマ」 はラテン語の 「 鳩」 原詩は 《 キューバを離れる旅人をただ一人見送ってくれた娘に、僕が行った後も、君の家の周りを もし鳩が飛んでいたら、それは僕だよ、だから優しくしてやっておくれ ああ愛しい人 僕のもとに来ておくれ 》 と歌っています。 南米らしいメロディーを元に、スイスとフランスの合作映画ラ・パロマが1974年に作られ、映画のなかでこのメロディーが流れ世界中に知られていきました。 大島
2010年07月01日
歌ごえはこころの旅 世界の歌編
NO135 「ラ・パロマ」 作詞・作曲セバスチアン・イラディエール
この「ラ・パロマ」は誰もが南米のキューバのハバネラだと思われていましたが、実は純然としたスペイン歌曲であります。 スペイン人の作者イラディエールは、長年キューバに滞在しキューバの民族音楽ハバネラに傾倒し1860年に「ラ・パロマ」 を作り、母国スペインで発表しました。 昔は著作権もやかましくなく、あのビゼーが作ったオペラでイラディエールのハバネラカルメンを無断で使用されていたと言う話さえありました。 「ラ・パロマ」 はラテン語の 「 鳩」 原詩は 《 キューバを離れる旅人をただ一人見送ってくれた娘に、僕が行った後も、君の家の周りを もし鳩が飛んでいたら、それは僕だよ、だから優しくしてやっておくれ ああ愛しい人 僕のもとに来ておくれ 》 と歌っています。 南米らしいメロディーを元に、スイスとフランスの合作映画ラ・パロマが1974年に作られ、映画のなかでこのメロディーが流れ世界中に知られていきました。 大島
この「ラ・パロマ」は誰もが南米のキューバのハバネラだと思われていましたが、実は純然としたスペイン歌曲であります。 スペイン人の作者イラディエールは、長年キューバに滞在しキューバの民族音楽ハバネラに傾倒し1860年に「ラ・パロマ」 を作り、母国スペインで発表しました。 昔は著作権もやかましくなく、あのビゼーが作ったオペラでイラディエールのハバネラカルメンを無断で使用されていたと言う話さえありました。 「ラ・パロマ」 はラテン語の 「 鳩」 原詩は 《 キューバを離れる旅人をただ一人見送ってくれた娘に、僕が行った後も、君の家の周りを もし鳩が飛んでいたら、それは僕だよ、だから優しくしてやっておくれ ああ愛しい人 僕のもとに来ておくれ 》 と歌っています。 南米らしいメロディーを元に、スイスとフランスの合作映画ラ・パロマが1974年に作られ、映画のなかでこのメロディーが流れ世界中に知られていきました。 大島
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