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2010年02月14日

歌ごえはこころの旅 カンツォーネ編

NO13   「忘れな草」  作詞ドメニコ・フルノ  作曲E・D・クルティス  訳詩音羽 ・ あらかわ
  この 「忘れな草」 は 「帰れソレントへ」 の作曲家 「クルティス」 が1935年名テノール歌手の 「ミーニ・ジーリ」 のために書いたものです。 また1959年ドイツとイタリアの合作映画 「あなたなしでは生きていけない」 の挿入歌として使われ世界に発信されました。 忘れな草の名前の由来は、ドイツの悲恋物語から付けられたそうです。 中世のドイツの騎士 「ルドルフ」 は城へ帰る途中、「ドナウ河」 の岸辺に咲く可憐な花を、恋人の 「ベルタ」 に贈ろうと川岸へ下りて行きました。 花を摘んだ拍子に足をとられ河に落ちてしまいました。 「ルドルフ」 は流されながら手に持った花を岸辺に投げ 「フェアギスマインニヒト」(僕のことを忘れないで) と言って沈んでいきました。
  ドイツではこの花を 「フェアギスマインニヒト」 と呼ぶようになり、英訳でもそのまま 「フォーゲット・ミーノット」 と呼んでいます。 日本では  1905年植物学者 「川上滝弥」 さんによって 「忘れな草」 と訳されました。 原詩を紹介します 《 ツバメは飛びたった 寒く太陽のない私の国から スミレの春と 愛の巣と幸せを探して 私の小さなツバメは発った 私にキスもせずに さよならも言わずに 私をわすれないでおくれ 私の人生はあなたにつながれている 私はこの上なくあなたを愛している ・・・ 》 と 私たちが歌っている歌詞とは違う趣がありますね。  大島次項有      
                                                                                         
  
posted by たかピー at 20:26| 大阪 ☁| Comment(0) | カンツォーネ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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