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2010年01月12日

歌ごえはこころの旅 世界の歌編

NO6   「旅愁」   作曲ジョン・P・オードウエイ  訳詩犬童 球渓               
  1907年明治40年8月、中等教育唱歌集に犬童球渓(いんどう きゅうけい)が訳詩した、「旅愁」 と「故郷の廃家」 が採用発表されました。 「林 芙美子」 の小説 「放浪記」 の冒頭にこの歌詞が引用されたことと、犬童の訳詩とメロディーがこれまでにない新しいものとして受け入れられ市民の間に広まって行きました。 オードウエイはアメリカの医学博士として医業のかたわら、作曲にも才能があり、彼が作った曲が、アメリカの教科書にも採用され、スティーブン・フォスターやヘンリ・クレイ・ワーク (大きな古時計の作曲者) らとほぼ同じ時期に活躍していました。 また原曲は 「ドリーミング・オブ・ホーム・エンド・マザー(家と母を夢見て)」 と言い、犬童の心情とを重ねてこの曲の訳詩をしたそうです。  また、犬童は生涯に250曲もの作詞・作曲や訳詩をしていますが、特に 「旅愁」 と 「故郷の廃家」 が広く今も歌われています。 なお 「旅愁」 は 変ホ長調四分の四拍子です。   大島かわいい     
posted by たかピー at 10:46| Comment(0) | 世界の歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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