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2011年01月05日

歌ごえはこころの旅 日本の歌編

NO202  「星に祈りを」  作詞・作曲佐々木 勉
  日本のフォークはアメリカの「ボブ・ディラン」「ピーター・ポール・アンド・マリー」などの影響をうけたもの、また戦前の演歌(演説歌)の影響をうけたものがありました。 そしてニューミュジックと同じような歌謡フォーク(歌謡曲調)が大衆性・非メッセージ性・アイドル性を取り入れた歌が広まっていきましたが、叙情派・四畳半フォーク・セメントフォーク・メッセージフォークと独自性を出しシンガーソングライターとして多くの方が今も活躍しています。
さてこの「星に祈りを」は日本のフォークソングのさきがけとして1966年「黒澤久雄」をリーダーに「鶴原俊彦」「横田 守」「山口 孝」の4人が結成した「ザ・ブロード・バンド・フォー」が歌い大ヒlットしたものです。 この年「ビートルズ」が来日、これに触発され無数の「グループ・サウンド」が誕生、一方フォークは「サイド・フォー」に続くように「マイク眞木」さんが「バラが咲いた」「五つの赤い風船」「高石友也」さんが、1967年には「フォーク・クルセダーズ」「森山良子」「ビリー・バンバン」などなどが出てきました。 どのジャンルであれそれを選択するのは私たち一人ひとりです、心うつ素敵な歌であればそれで良いのではないでしょうか、 大島
posted by たかピー at 19:52| 大阪 ☁| Comment(0) | 日本の歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

歌ごえはこころの旅 日本の歌編

NO201  「ビリーブ」  作詞・作曲杉本 竜一
  この「ビリーブ」は「杉本竜一」さんの作詞・作曲で1992年から2001年3月まで放送されたNHKの「生きもの地球紀行」のエンディング曲として流されていました。 そして「地球ふしぎ発見」へとつながっています。 「ビリーブ」とは信じると言う意味ですが、このドキュメンタリーは世界中の自然と人間を大切にしよう、生命を大切にしょうと訴えています。 学校の教材にもなり小・中学校でも歌われ、合唱曲では最も人気のある歌と言われています。  「ビリーブ」の前には「tomorrow」「この星に生まれて」が流れていました「杉本竜一」さんは東京芸術大学大学院を卒業後、ウィーン国立音楽学校アカデミーで作曲を学ばれ帰国後、映画・舞台音楽などで活躍されています。 私たちの歌集にある「大西 進」さん作曲の「金子みすず」さんの「私と小鳥と鈴と」を「杉本竜一」さんも作曲されています、一度聞いてみてください。  大島
posted by たかピー at 17:16| 大阪 ☁| Comment(0) | 日本の歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

歌ごえはこころの旅 日本の歌編

NO200  「ふるさと 映画同胞  作詞石塚 克彦  作曲岡田 京子
  「高野辰之」さん「岡野貞一」さんが作られた「ふるさと」は日本人なら誰もが知っている名曲です。この「ふるさと」も清々しくこれも隠れた名曲であります。 この「ふるさと」は1965年に創立された劇団「統一劇場」のミュージカルの主題歌、作詞は劇団の主宰者「石塚克彦」さん作曲は「岡田京子」さん、この劇団のミュージカル「希望」を見られた「山田洋二」監督や寅さん一家に気に入られ、松竹映画創立80周年記念映画として「寺尾 聡」「倍賞千恵子」さんを主役に映画「同胞(はらから)」の主題歌として使われ一躍有名になりました。 舞台となったのは岩手県の過疎の村、青年団の団長が村おこしのイベントに劇団を呼ぼうと会議に図りましたが費用が高額なため喧々諤々、団長の熱意に押されやろうと言う事になり入場券の販売、やっと完売、ミュージカル開演当日、会場の学校の校長が”有料の公演なら貸せない”と言ってきました。 
    大変です!どんどん人が集まりだしました。 入口で止めたまま頭を悩ましていました、劇団の職員役の「倍賞」さん、莫大な費用がかかっていますが無料にしますと大声で言いました。 公演は大成功となりましたが、劇団にはお金が入ってきません、謝る「倍賞」さんに劇団の団長が言いました、”こんなに皆さんが喜んでくれたのだからそれで十分だよ”と、僕もこの映画を見ましたから今でも思い出します、涙が溢れて大泣きしたことを覚えています。 大島
posted by たかピー at 17:13| 大阪 ☁| Comment(0) | 日本の歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする