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2011年01月02日

歌ごえはこころの旅 日本の歌編

NO199  「バラライカ」  作詞・作曲藤原 和義
  題名を聞いてすぐ連想するのは三角錘形のロシアの楽器のバラライカのこと、このバラライカにはピッコロ・プリマ・セクンダ・アルト・バス・コントラバスの6種類があって、ロシアではバラライカオーケストラまであるそうです。 さて この歌「バラライカ」は、1972年京都歌の里に来ていた「藤原和義」さんがなにげなく口ずさんだメロディーが曲になったそうです。 それにしてもこの歌は、30数年前の若者を取り巻く生活環境を描いた切実な歌ですが、現在はそれ以上に厳しくなっています。 労働法の改悪で作り出された派遣社員・季節社員・契約社員などいつでも首が切れる労働条件、ただ小奇麗になっただけの下宿、そしてこの私達の若者達の将来の年金などはどうなるのでしょうか? 遠からず破綻をきたす事でしょう。 過日の新聞で報道された今年卒業の大学生の就職率が54%少し、こんなことで若者達が明るい未来を描けるのでしょうか? 将来の日本国を支える若者達に何をしなければならないか、真剣に考え手を打っていかなければならないと思います。 「藤原和義」さんは北海道の丸瀬布に生まれ、今は北に梓川、西に北アルプスが見える長野県波田町現松本市で住まわれ、フォークソング歌手として活躍されています。  大島
 
  
posted by たかピー at 15:30| 大阪 ☀| Comment(0) | 日本の歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

歌ごえはこころの旅 日本の歌編

NO198  「母なる故郷」   作詞家人 修  作曲木下 航二
  今も活躍している「中央合唱団」は、1948年昭和23年2月10日「関 鑑子」さんによって創立されました。 そして1951年「関」さんは「うたごえセンター」の主宰者となり、うたごえ運動は全国に広まって行きました。 これが歌声喫茶・歌声酒場へそして現在の歌ごえへと続いています。 その「中央合唱団」の14期生の終了演奏会のためにこの「母なる故郷」が作られました。 作詞者・作曲者とも「中央合唱団」の団員、作詞入江 晃さんペンネーム「家人 修」さん、作曲「木下航二」さんは中央合唱団常任団員であります。 私たちの歌集は 《 母なるふるさとよ こけ水のしたたりに 静まる山々 母なるふるさとよ 美しい青空に さわさわと 木々はさわめく 父よ母よ ふるさとの地よ 》 と 1番と前半のみ繰り返しですが、実は2番までありますので紹介します。 『 荒れ吹く北風に 手をとり励ましつつ 友よ歌わん 母なるふるさとよ やがて陽はさんさんと 輝いて 麦をおらん 父よ母よ ふるさとの地よ 父よ母よふるさとの地よ 』 合唱曲として詩・曲とも とても美しい曲になっています。 大島
posted by たかピー at 15:06| 大阪 ☀| Comment(1) | 日本の歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする