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2010年12月23日

歌ごえはこころの旅 日本の歌編

NO195  「友よ」  作詞岩谷 時子  作曲いずみ たく
   1960年テレビドラマ「ともだち」の主題歌として発表されました。 最初に歌ったのは「鰐淵晴子」さん、その後「シャデラックス」が労音などで歌い広まって行きました。  《 友よ淋しい時 おまえに逢いたい 友よ楽しい時 おまえに逢いたい 若いよく似た 夢を心に 歩き続ける 僕たちさ もしも日がかくれて 道に迷ったら 友よその時こそ 光になろう 》  岩谷時子さんが詩を書き、いずみたくさんが曲をつけています。 岩谷さんは1916年3月28日に兵庫県西宮市に生まれ、宝塚歌劇団出版部に就職、日刊紙「歌劇」の編集長の時「越路吹雪」さんと出会われ人生を共にする事になりました。  越路さんの退団に合わせて岩谷さんも退社、越路さんの付き人 後にマネージャーになられましたが、お金は一切貰わなかったそうです。 そして越路さんの歌の作詞を始め、作詞家として現在まで活躍されています。 作曲のいずみさん本名「今泉隆雄」さんは 1930年1月20日東京に生まれ、作曲家の芥川也寸志さんに師事、作曲を学ばれ朝日放送ホームソングコンクールでグランプリを受賞、「トリローグループ」に入り作曲家として活動を始めました。 歌謡曲からフォークソング・CM・アニメソング・ミュージカル・童謡・校歌と生涯で15,000曲の作曲をされたそうです。私たちも岩谷さん・いずみさんの歌にどれほど元気と心優しさを頂いた事か感謝の気持ちでいっぱいです。 大島
posted by たかピー at 15:22| 大阪 ☀| Comment(0) | 日本の歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

歌ごえはこころの旅 日本の歌編

NO194  「たんぽぽ」  作詞門倉 さとし  作曲堀越 浄
   1976年、詩人の「門倉さとし」さんが歌声の仲間の結婚祝いにこの詩を贈りました。 何でも長野県の中野青年合唱団の竹前美保さんが投稿された文章からこの詩が出来たそうです。 作曲の「堀越」さんは当時仙台合唱団の研究生、東北人の冬から春へ向かう思いをこの詩に感じ、寝る間も惜しんで作曲に没頭したそうです その心意気が曲に溢れていますね。 《 雪の下の ふるさとの夜 つめたい風と 土の中で 青い空を 夢に見ながら 野原に 咲いた花だから どんな花より たんぽぽの 花をあなたに おくりましょう どんな花より たんぽぽの 花をあなたに おくりましょう 》 今では職場だけでなく、子供からお年寄りまで歌う名曲となっています。 大島
 
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歌ごえはこころの旅 日本の歌編

NO193  「そんな町を」  作詞・作曲北川 てつ
  この歌の作者「北川てつ」さんの代表曲は「日本国憲法前文」学校の授業にも取り上げられているそうですが、ソフトロックなリズムでとても分かり易く歌いあげています。 「北川」さんは岩手県北上市に生まれ、岩手大学在学中大病を患い入院、ベッドで聴いた音楽に「自分も人々に喜んで貰える歌を届けて行こう」 と決意され、日本のうたごえ運動に参加し今も全国を回っておられます。 常にお年寄りや障害を持たれた方達の立場に立たれ、心優しい歌曲を作られています。 その中の一つが「そんな町を」です。 《 一人一人の 力は小さいけれど みんなで寄せ合えば 大きな力になる 君と僕の 生きている町 夕陽のきれいな町 呼びかけあえば 笑顔がかえる そんな町を 》 健康な者にとっては何でもない設備や建物には、お年寄りや障害者の人達には危険がいっぱいあります。 これらを出来るだけ無くして、皆んなが安心して移動できる生活環境を作って行こうと歌っています。 本当にそうですね、私たちの歌の仲間が最近見えなくなったので「どうしていますか」 と電話をしたら、階段がきつくてもう行けないとのことです。 地下鉄の駅にはエレベーターがありますがと言うと、上り下りとも端のほうに一箇所しかないので不便だと言われました。 健康な者には判らない事です! もっと増やしていかなくては駄目なのですね。 大島
 
 
posted by たかピー at 13:48| 大阪 ☁| Comment(0) | 日本の歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする